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9.11.2014

夏合宿1日目!

2014/08/02


試験が終わった!と思ったらすぐゼミの夏合宿です。
今回はセミナーハウスには行かずに、東京で美術館巡りをしながらの合宿になりました。


大まかな日程
一日目(8/2)
AM 森美術館
PM 卒論に関しての個人発表
二日目(8/3)
AM 写真美術館
PM ジャスミン先生の講義


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8/2 AM
いよいよ始まりました夏合宿!
初日にさっそく六本木にある森美術館に行ってきました!




私たちが見てきたのは「ゴー・ビトゥイーンズ展:こどもを通して見る世界」です。
(HP http://www.mori.art.museum/contents/go_betweens/index.html)


名前にもある通り、世界の子どもたち、そして家族の作品が多く飾られていました。


その中のいくつかを紹介したいと思います。


金仁淑(キム・インスク)の〈ひいおばあちゃんと私〉は、在日韓国人3世の人々の写真だったのですが、チマ・チョゴリを着た人の後ろにひな祭りの人形が飾ってあったり、日本と韓国が入り混じっていてとてもちぐはぐな印象を受けました。
けれど、彼らにはそれが普通であり、それが彼らのアイデンティティを作っているのかなと思いました。
アイデンティティについては二日目のジャスミン先生の講義で学んだので詳しくはそちらで!
担当の人が分かりやすくまとめてくれると思います!(人任せ)


ウォン・ソンウォン〈7歳の私〉シリーズという、現実と空想の世界が入り混じっている不思議な作品があったのですが、作者のウォン・ソンウォンは「自分の中にあるものを形にしたい衝動にかられ、我慢できなかった」というようなことを語っていました(記憶があいまいなので間違ってたらすいません汗)。
これについて先生が、「男性を基準とした成長モデルの中でうまく成長できなかった少女の問題」と言っていて、なるほどと思いました。美術展の中ではほかにも、ジャン・オーの〈パパとわたし〉など少女を扱っているものが多く、少年とはまた違った葛藤があるのかなと思いました。


サンテリ・トゥオリ〈赤いTシャツ〉は、まだ服をうまく着れない子が、Tシャツを着るまでをスローで写した動画なのですが、これがもうじれったい!両手を入れれたと思ったら頭がうまく入らなくて四苦八苦している間に腕が抜けちゃったりしてなかなか着れない!ちゃんと着れた時はちょっと感動してしまいました(笑)私たちが普段なにげなく行っている服を着るという動作も、子供にとっては大仕事なんだということをとても分かりやすく示してる動画だと思います。服を着れた後の笑顔がとてもすてきでした。


このほかにも、パレスチナ自治区に住む少女や中国に住む男の子にしか見えない女の子の動画などもあり、どれも印象深かったです。
世の中には様々な生き方をしている人たちがいるんだということ、として子供の強さや大きな可能性を改めて感じました。


こどもたちが作品を見た感想が書かれているものがあったのですが、私がみるとちょっと悲しい印象を受けるかなと思うような作品でもとてもポジティブな感想があったり、かと思えばよくそんなとこに気が付いたなと思うような感想もあり、子供ならではの感性がとても面白かったです。


HPにもいくつか作品が載っているので、興味のある方はぜひ見てみてください!


この後はポケモン展望台に寄って、おもいっきり楽しんで(主に私ともう一人が(笑))からお昼ご飯を食べて学校に移動しました。


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こうして始まった夏合宿ですが、普段の授業に負けず劣らず濃いものになりました。
初日は終わった時にはみんな目が死んでました(笑)
ですがその分たくさんのことを学べたと思います。
世界各国に住んでいる様々な人々のこと、そして自分自身を考え直すきっかけになりました。


一日目の午前はこれで終わりです。午後からは卒論に関しての個人発表になります!
ブログも次の人にバトンタッチします。
ということで、前期の私の役目はこれで終わりです!ヒャッホー
後は夏の課題を終わらせるべくガンバリマス・・・
では!





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